こんにちは「あかりんママの打楽器ベーシック」へようこそ。
小学生向け打楽器基礎錬の講師をしています。あかりんママです。よろしくお願いします。
打楽器を始めたばかり。
「まずは何からやったらいいんだろう?」と分からなくなってしまったときの参考になるように、このページを作りました。
ここに書いてある通りに順番にやる必要はないです。
一つでもやってみようと思ってもらえるといいなとおもいます。
小さな子たちに打楽器指導をする方の参考にもしてもらえると思います。
「打楽器が上手くなるための地図」みたいなものだと思ってもらえたらいいかな?と思います。
以下のステップを参考にしてみてください。
始めたばかりだと、ここに書いてある言葉すら難しくて「意味わからん~(;’∀’)」ってなるかも知れませんが、そういう場合は「こんなこともあるのね~」って雰囲気で受け流してみてくれたらとりあえずOKです。
1. リズムのべんきょう
「まず叩く練習をせねば!」となってしまいますが、その前に・・・できることもあります♪
リズムの知識をつける
- 拍子&テンポ:4/4拍子、3/4拍子などの基本的な拍子を理解し、メトロノームを使ってさまざまなテンポを知る。
- カウントの取り方・数え方:1, 2, 3, 4とカウントする方法を学び、拍の位置を理解する必要があります。
まずは「頭でリズムを理解する」「超基本的な楽譜の見方」は最初に分かっていると良いと思います。
リズム練習
- 足踏み&手拍子:足で拍を取りながら手で異なるリズムを叩く練習する。
- スキップ:スキップのリズムをきちんと踏みつつ、手では違うリズムを叩いてみたり。
- ダンス:好きな曲に合わせて決まった振付をしてみる
【指導者の方へ】
小学生は現在体育の授業でダンスをしているので、このあたりはあまり単純で退屈なリズムを練習するよりも、子供たちの間ではやっている曲などに合わせて練習してもらうのもアリだと思います。意外とみんなノリノリでできちゃったりしますし、何よりたのしい。
2. スティックを持ってのトレーニング
実際にドラムスティックを握ってのトレーニングに入ります。
練習パッドや机にタオルを敷いて叩いたり分厚い本を叩いたりまずは楽器を使わないでやることが多いです。
打楽器の基本
- スティックの持ち方・かまえる姿勢、スティックの持ち方
- 打ち方:リバウンド(弾ませる)を利用した正しい打ち方を学びましょう。
ここだけは妥協せずキッチリ身につけなければいけません。特にスティックをリバウンドさせて打つということがわからないままで進めてしまうと応用に進んでもうまくできません。
基本的なトレーニング
- シングルストローク:右手と左手で交互に叩くシングルストロークを練習します。
- ダブルストローク:1つのスティックで2回連続して叩くダブルストロークを練習します。
3. 楽器をつかって
基礎練習で打ち方の基本をある程度身に着けたら楽器を実際に使って叩く練習もしてみましょう。
「打楽器」って、もんのすごい種類があります。
自分のやりたい音楽のジャンルによって何の楽器を使うのか変わったり練習すべき内容もそれに合わせて変わってきます。
ゴムの練習台でのリズムや打ち方の基礎トレーニングと並行して、本物の楽器の練習もしていきましょう。
スネアドラム(小太鼓)
- 基本のリズムパターン:シンプルなリズムパターンを学び、正確に叩く練習をします。
ドラムセット
- 基本のビート:バスドラム、スネアドラム、ハイハットを使った基本のビートを学びます。4ビートや8ビートなどの基本的なパターンを練習します。
そのほかの打楽器・小物楽器
- パーカッション(打楽器)にはティンパニ・シンバル・タンバリン・トライアングル・ボンゴ・コンガなど、ここではあげきれない種類の楽器があります。それらには全て基本的な奏法があり、それぞれ違いがあります。
現在ではYoutubeなどでプロの奏者の方の演奏をたくさん見ることもできますので、それらを活用して学んでいきましょう。
パーカッションは鍵盤楽器も含まれます。
4. 音楽に合わせる
曲に合わせて演奏
- 簡単な曲に合わせて演奏:好きな曲や簡単な曲に合わせて基本的なリズムパターンを叩く練習をします。
- アンサンブル:他の楽器と一緒に演奏することで、リズムの中で自分の役割を理解しやすくなります。
5. 発展的なテクニック
ダイナミクス
- 音量の強弱をつける練習をし、表現力を高めます。
- 楽譜の記号の意味なども学びます。
パラディドル
- シングルパラディドル(RLRR LRLL)などの複雑なストロークパターンを学び、リズムのバリエーションを増やします。
まとめ
最初は基本的なリズム感とスティックの持ち方、打ち方から始め、シンプルなリズムパターンやエクササイズを通じて技術を身につけさせます。徐々に楽器の使い方や曲に合わせた演奏を教え、楽しみながら学べるように工夫することが重要です。