📖『カグラバチ』122話「始動」~1話の国重に至るまでの”年輪”が見えた二つのシーン・台本振り返り~ ※本誌ネタバレ有(WJ_26年26号)[バチママch.編集後記]

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この記事は【Youtubeカグラバチゆっくり感想ch.】のブログです。カグラバチ本誌ネタバレ有です。見たくない方は回れ右をお願いします。


こんにちは。

「バチママ~カグラバチゆっくり感想ch~」編集者でブログ管理人のバチママです。

本日は122話ゆっくり感想動画の編集後記・裏話です。
よろしくお願いします。

国重が沢山見れて大変うれしかったですバチママ。これからもたくさん見れますよねきっと(*’▽’)

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122話「始動」感想動画🎥はこちらからどうぞ♪

未視聴の方は是非♪
家事や満員電車でのBGMにでもご覧ください。

【#カグラバチ】122話「始動」ジジイを許せぬ魔理沙たち/背中で語る/「最高の刀」への”始動” [ #ゆっくり感想 ](※本誌ネタバレ有)(26年 26号)
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121話「杁島会談 終」の概要

今回は若き国重の“刀鍛冶としての哲学”が深く描かれ「妖刀計画」の”始動”というターニングポイントを迎えた重要回。

すば琉との会話を通して
「人を殺す武器を作ることへの葛藤」
しかし、それでも「人を護る刀」「最高の刀を打つ」と若き国重の想いが語られた。

一方で箕加星側の要求には雫天石・杁島以外に「本題」があったことが判明。
それは曽我一族への1000年越しの憎悪から来る、曽我の姫・千晃の献上を求めるものであった。

それらの要求に対する日本側の姿勢は「断固拒否」
混乱する中「怪魑」「餓者の炎骨」「対妖術戦略陸軍」など第一部で既出の言葉も政府から出る。

明らかに劣勢の日本に光があるとしたら…

友を思い、国を思い、姫を思い…
悪を断つべく“最高の刀”を目指す国重の決意。
「妖刀計画・始動」となるのであった。

📖台本見ながらふりかえる[編集後記]

それでは今回のゆっくり台本の一部を引きながら、振り返ってみたいと思います。

【台本】国重の哲学を読み取り、味わう

すごい重要な国重の「刀づくりに対する考え方」を聞けたと思うんだよ。

そうね。

「人を殺す武器を売って生活することに居心地の悪さはある」

と言うんだ。

うんうん。

「でもそれでいい」と

その悩みと迷いと葛藤の中で

「”人を護る為の刀”を作ろうともがいていくべきだ」

と言っているのよね。

そして「最高の刀をつくること」

それが国重の野望だと語るんだ。

20年前国重の「哲学」を「本人の言葉」で知ることが出来てすごく感慨深かったんだ。

そうね。

この20歳の六平国重も、37歳の六平国重も

【同じ苦しみ】というか…

「葛藤」を抱え続けていたんだなってことがここで分かるのよね。

うんうん。そうなんだよな。

でも別にそれって「成長してない」とかじゃないのよね。

「その葛藤はあっていいんだ」って20歳の彼は言ってたのよね。

「考え続けることが大事なんだ」って。

1巻を読み返すと国重パパは千鉱にこう言ってるのよ

「何のためにどんな刀を作るか自分でしっかり考えるんだ。俺も日々探ってる。少しずつ一緒に学んでいくぞ」

って。
(気になる人は2話「累累」を見てね)

「人を殺すための道具」を作っていること

それに対する悩み・苦しみ・葛藤

それを言葉としてじゃなくて実体験としてもう知っている。

うんうん

国重は自分の妖刀によって

大量の人間が殺されてしまった過去がある。

そのことはもう読者の私たちは知っているんだよな。

そうその通りで…

それを踏まえて37歳の国重パパのこの2話での発言は本当に重たいと思うわ。

剣聖に自分の妖刀で大虐殺を起こされるという経験した後でも刀を作り続けた。

それは「最高の刀を作りたい」という職人としての矜持があったからだったんじゃないかしら。

あとは千鉱という自分に憧れてくれる息子がいたというのも大きいかもしれないわ。

そして、さっきも言っていた

「どんな刀を作るべきか」という答え探し。

「考え続けること」

もうすでにこの20歳という年齢でこの思いがあったんだなって知れたことが本当に嬉しかった。

私も魔理沙と同じで感慨深かった。

そして、その感慨は回を重ねれば重ねるほどに増していくと思うの。

その物語をこれからももっと見ていけるのかなって思うととっても楽しみなのよ。

それは本当にそう。

…20歳の頃からすでに国重は国重だった。
刀鍛冶として高みを目指しつつも、その高みを目指すということが「人を殺す武器」であることに、どこか後ろめたい気持ちもある。

私は常々「人間は色々な感情を併せ持つことが出来る生き物だ」と思っています。
だから矛盾することもあるし、それに苦しむこともある。
時には「みないふり」をしてやり過ごすこともある。

国重も歴史上では「英雄」と呼ばれていたものの
いち「人間」であり
矛盾に揺れていたこと
その中で「何か」を選び取ろうともがいていることが分かりました。

しかし気になるのは…
「国重はどうやってこの刀鍛冶としての哲学を手に入れたのか」
例えば国重の親?…師匠…?友人?
そのあたりの更なる過去が知れたら嬉しいなと思っています。

【台本】122話の国重の「背中」のシーン・第一話の「背中」の違い。その年輪

今回、122話の中で国重が「背中を見せる」シーンが2回あったんだ。

一回目は

「最高の刀とは?」

ってすば琉オジに聞かれて

「わからない だから打つ。何千回だって」

っていうところの背中。

うんうん。

そしてもう一つがラストのコマ。

「妖刀計画・始動」の背中だ。

確かに背中だわね、両方。

これがさ。

「カグラバチ」第一話のときの
「でっかい国重の背中」のシーンと重なったんだよな。

うんうん。

あのとき15歳の千鉱が見た国重の背中はそれはそれは大きくてさ

色々な経験の「年輪」をすごく感じられる本当にいい背中だと思ってるんだ。

でも今回の122話はちょっと違うんだよ。

うんうん。

最初に映された背中は少し猫背でさ

多少自信がまだ無いような…

葛藤の大きさを感じたんだ。

うんうん

国重パパ自身も「わからない」って言ってるもんね。

うん。

でもな、このラストシーンの「始動」で見せる背中は

打って変わったような気がするんだよ。

うんうん。

国重が言ってた「最高の刀」を絶対に作るんだ、という

確信に近い「決意」のようなものをこの背中の描写にすごく感じてさ。

国重が一歩「最高の刀鍛冶」に近づいた瞬間がココだったんじゃないかって。

そんな感じがしたんだぜ。

…なんかめっちゃそんな気がしてきたわ。

外薗先生は背中の描写をすごく大事にしている感じがするもんね。

そうなんだぜ。

外薗先生は本当に重要なところでよく背中のシーンを描くんだ。

表情が見えないからこそイイよね。

私たちの想像する余地を残してくれている感じがして。

うんうん。

小説で言う「行間を読む」みたいな味わい方ができて

すごい興味深い読書体験が出来るんだぜ。

背中がモノを語って見えるんだよな。

「ふりかえりブログ」なのですが…特に今回補足することがないですね…。
言いたいコトをほぼ台本に詰め込んだんです。
なのでここからまた更に何か言っても繰り返しになってしまうと思うのですね。

という訳で是非見てほしい!

国重の第一話のでっかい背中を!

37歳の国重の背中と20歳の国重の背中を見比べてその年月の変化がスゴイです。

彼の年輪がホントに味わい深いです。
「でっかい背中に成長したねぇ…」
と、謎の六平家親戚と化してしまいますバチママ。

…国重がどんな考えを当時持っていたのか?

どんな思いで刀鍛冶をやっていたのか?

なぜあそこまで周囲の人々から尊敬・敬愛されているのか。

一部の頃からとても興味を持っていました。
第一部ではほんの少しの回想と、国重に直接かかわったことのある人のごくわずかな話でしかその考えを知ることは出来なかったですが、122話の今回で国重の「原初の哲学」

そのほんの一端を知ることができたのが嬉しかったです。

「迷う」「考える」ということを放棄しない。
という姿勢はまさに37歳の国重が千鉱に伝えていたことそのまま。

国重の根本はずっとかわらないままでした。

ますますこの人物を知っていきたい!と思える回でした。

国重の歴史をこれからどんどん見て行けるのが楽しみです。


以上、今日の振り返りでした。
そして次に…

次週以降の気になるポイント

①「妖刀計画」がどのように進行していくのか

とうとう動き出した妖刀計画

一体何から着手されるのか?

まず雫天石を国重が自由に扱えないといけないわけだがそのあたりがスムーズにいくのかどうか注目したい。

蓮水は国重の能力に対して確信は無いながらも何らかの「可能性」を国重に見出しているように見えた。

(雫天石の攻略については黙ってしまっていたことから「自信のなさ」が伺える)

蓮水に是非味方になってもらって、国重の力になってもらえたらいいなと思う。

②「怪魑」の実態・「餓者の炎骨」について

斉廷戦争編で実態を見れるのかは不透明だが、今後必ずどこかのタイミングで、この二つの能力の正体が知れるときが来るのだろうな、という期待が高まる。

怪魑は「ストック」というキーワードが出てきたこと

そして炎骨は「懐柔主」がいないとコントロールが難しい様子であることや、暴走すると本土が焼野原になるほどの力があるとのこと。そして「餓者の炎骨」「香刈家」特有の妖術らしいということが判明した。

これらの全貌が明らかになるのをとても楽しみにしている。

③ 箕加星と曽我の1000年前の真実は?

【謂れのない悪意】という亜利雨の発言が事実なのかどうか?
事実ならば曽我の姫が予言を捏造したことになってしまう。

箕加星側が受け継いできた“曽我への憎悪”はどうやって1000年もの長きに渡って薄れることなく紡がれてきたのか、という点も気になる。

④【最高の刀】とは?

国重の野望=「最高の刀」を打つこと。

これまでの妖刀たちは国重にとって「最強の刀」ではあったのかもしれないが「最高の刀」ではあったのか?

その答えが、この『カグラバチ』の中で描かれるのか?

現代編で18歳の千鉱は刀を打っての「完」となっている。

千鉱がその答えを父の信念と共に見つけていくことになるのかも知れない。


動画編集後記は以上です。
続いてはバチママの他の活動のお知らせなど!

【番外編】の動画も出しておりました♪

前回の「外薗先生のマンガの作り方~キャラクター編~」がいいねをいっぱい頂いたので(皆様ありがとうございます)。

第二弾をつくりました。

なぜ『#カグラバチ』は動いて見える?堀越先生も絶賛のカメラワーク!「逆算」と「引き算」の美学に迫る! 〔#ゆっくり解説 ](※本誌ネタバレナシ)

内容としては…
先生が愛する洋画のカメラワークをいかに漫画へ「翻訳」しているか?
また、単なる画力に留まらない「ロジカルな戦略」・「逆算」から生まれる敵の設定や雷と闇のコントラスト・そして、あえて情報を削る「引き算の」など…

読者が一瞬で視覚的衝撃を受ける秘密をインタビューや対談記事から紐解いています。


(前回と同じく、J新世界漫画賞審査員をされたときの全8回のマンガ作り解説と、堀越先生とのSP対談記事などを参考資料としています)

良かったら併せて見てみてください(*´ω`*)

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本日のおススメは「黄泉のツガイ」というアニメです。

「鋼の錬金術師」など数々の話題作を生み出されてる荒川先生の作品ですから、当然知ってるワイって方が大勢いらっしゃることと思いますが、それでもここにあげたくなるほどに面白いです。

日本三國と全く同じ感想。
「こりゃとんでもない作品を見てしまった…」と。

人間を楽しませるツボを完全に心得ているとしか思えない。
まず1話見てしまったら最後です。
「ツガイ」という概念にワクワクさせられるし、絶対に次の回を見ないわけにいかない!という気持ちにさせる。

是非たくさんの人に見てほしいと思います。


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