この記事はカグラバチ本誌ネタバレ有です。見たくない方は回れ右をお願いします。
こんにちは。
「バチママ~カグラバチゆっくり感想ch~」編集者でブログ管理人のバチママです。
ゆっくり感想動画の編集後記・裏話です。
今回は126話「火」
よろしくお願いします。
連載再開となりました。とても嬉しい…!
8月から再開ということだったんですがなんと7月中の再開…!
126話「火」の感想動画🎥はこちらからどうぞ♪
未視聴の方は是非♪
ほぼ画面を見なくても成立するように編集していますので家事や満員電車でのBGMにでもご視聴ください♪
126話「火」の概要
今回描かれたのは六平国重の壮絶な過去。
さまざまな【火】と【水】の描写を通し、国重の心の動きを描いていく。
国重の経験した家庭内暴力や母の自死という悲劇。
そして「自身の存在を否定」し絶望する国重の心を救い出す千晃。
その”火”を超越する”日の光”が国重の【存在を肯定】し包み込む。
そんな126話であった。
📖台本見ながらふりかえる[編集後記]
それでは今回のゆっくり台本の一部を引きながら、振り返ってみたいと思います。
「蛇口からこぼれそうな水」
「雨」
「国重の涙」
この三つが、国重の心情を現すのに効果的に使われていたと思うんだよ。
確かにすごく印象的に描いていた気がするわ。
蛇口の水=国重少年の押し殺していた精神の象徴?って感じなのかしらね?
父の暴力・母からの虐待・そしてその二人の死で、とうとう天涯孤独となってしまった国重。
その心の内は子どもだから決して表にうまく出せなかったんじゃないかなって。
だから対比させるように蛇口の「水」をあえて描いているように見えたんだよな。
具体的には母の死を目の当たりにしてしまったシーン。
そこに風呂場の蛇口が描かれてるんだよ。
うんうん。あるね。
…そこから一滴、ぽたりと零れ落ちそうで落ちない水滴がある。
わざわざ描いてるってことは。意味があるはずなんだよな。
どういう意味なのかしら。
…この水は蛇口から表面張力で落ちずに頑張っているように見えた。
それが国重の心情と重なってるように見えたんだよ。
そっか。ギリギリで心が壊れないように耐えてるような?
うん。そんな気がしたんだぜ。
今回のサブタイトルは「火」だったのですが、同じくらい重要なキーワードとして「水」があったように思えました。「落ちない水滴→落ちた水滴」・「雨」・そして最後の「国重の涙」…
言葉でなく周りのモノや事象で伝えよう、という作者の意図があると強く感じました。
辛い描写と言うのは「つらい」「くるしい」と言葉に出して言うよりも
ぐっとこらえて耐えている時の方がツラさや苦しさは伝わる。
その苦しみが大きければ大きいほど、ラストのシーンがより美しく、より豊かに、鮮やかに読者の目に映るのだと思いました。
それでは台本の抜粋・続きいきます。
ケーキとろうそくってのは自分自身の誕生を祝うもの。
つまり…
「国重が生まれてきたことを【肯定】してくれる象徴」
だと思ったんだよな。
なるほど。
外で降りしきる雨が国重の心情をどんどんどん底に押し流してく感じがすごく伝わるんだ。
それは
「守る」と誓ったのに叶わなかったことの無力感とか…
現在の孤独感とか…仲間を同じように失う恐怖とか…。
色んな精神状況が重なってさ。
おそらく国重はあそこで限界だったと思うんだよ。
うんうん。
だから「停電」した。
そう、物理的な事象で国重の心情をココでも現してた。
文字通り「真っ暗闇」になっちゃったってことなのよね…。
そして…
後半にも「火」は登場する。
これまでの火っていわば「ネガティブ」要素が多い…
謂わば【蝕む火】だったと思うんだよ。
しかし、今度の「火」は打って変わって
【慈しむ火】の側面を見せてくれるんだ。
うんうん。
千晃がやってくるんだ。
…マジココ泣いたよわしゃ。
「俺はいない方がよかった」って。
国重自身が自分の存在意義を否定する結論を出そうとした瞬間に…
「いたぁ!!よかったぁ」…ってさ。
あの、すみません、千晃さん
かわいすぎんだろ
かわいすぎるよなぁ。これは好きになっちゃうんだぜ。
あなたがいてくれて良かった。嬉しいって…。
一番今、国重少年に必要な言葉じゃない。
【自分の存在を肯定してくれた】ってことじゃん。
涙出ちゃったよ。
ここまで国重は料理を「うまい」と思ってたべたことがあったんでしょうか。お父さんからの家庭内暴力の恐怖に常にさらされきっとお母さんも恐怖によって支配された状態でいわば家政婦・もっとひどければ奴隷のような心持で料理をこしらえていたことでしょう。
きっと料理としては完璧なものを作っていたはずです。作らなければ殴られますからねきっと。
火による恐怖や絶望、自己否定を全て包み込んで暖め癒す千晃とその料理。
どれほど国重が救われた気持ちになったことでしょうか。
おそらくこの時、千晃は国重の命すら救ったのだと思います。
七つの火の表現・描写・含まれた意味を考える
今回のサブタイトルは「火」でした。
これまでもカグラバチの中ではサブタイトルがイロイロな意味を持つことが多かった。
しかし、今回は特に多くの「火」が物語の中で出て来ました。
そしてそれらは重要な意味を持っていたように思います。
私自身が読んでいて感じた「火」は以下の七つでした。
①刀鍛冶の火:研鑽と創造の源。集大成。
②怒りと暴力の火:DV父が象徴する、抗いがたい破壊の炎。
③誕生日ケーキの火:生命の肯定と祝福・再起。
④料理の火:相手の生を願う慈しみと無償の愛情
⑤花火の火:一瞬の煌めきと、避けられぬ終わりの予感・儚さ。
⑥恋の火:凍てついた心を溶かし、再び世界と繋がろうとする心。
⑦千晃という火:暗闇を照らし、あたためる「光」そのもの。
これまでで一番、多くの意味をもったタイトルだったのではないでしょうか。
流れとしてもこれらの要素がシームレスにつながり、国重少年の過去→千晃との料理と花火のシーンへと流れていきました。素晴らしい作劇だと思いました。
一本映画を見た満足感があったように思います。
「千晃」という名前=「千の日の光」
今回、千晃の「晃」という字に注目せざるを得ませんでした。
上下をわけて読むと「日の光」と読める。
しかも…「千晃」って名前丸ごとで考えたら
【千の日の光】
すごい。鳥肌もんです。
国重少年にとって、千晃はまさにそれでした。
今回はタイトルは「火」でした。
沢山の火の描写によって、国重がどれほど蝕まれたか。
そしてどれほど救われたか…「火」を通してこれでもかと示してきました。
しかし、もうそんなのをぜーんぶ吹っ飛ばすくらいの!!!
それらの「火」たちなんか、全部超越する程の明るさと暖かさで国重を照らした千晃。
「千の日の光」つまり「太陽」に近いような存在だったのが、この千晃という女性だったんじゃないかって思ったわけです。
外薗先生はその意味を込めて彼女を「千晃」って名前にしたのか…。
だとするとすごい。すごすぎます。
まぁ…
こりゃ「全てを敵に回しても構わない」って言うわな国重。
わかる。わかるぞ。
破壊と慈しみの両面を持つ多面的な「火」を、登場する人物の感情や人間関係に重ね合わせて美しく繊細に描いており「カグラバチ」世界に通常はびこるのが戦闘や血生臭さだからこそ、その中に美しく儚い灯のような「火」が光り輝くことを教えてくれるような…そんな素晴らしい回だったと思います。
いやーいつも言っちゃうんですけど…
週刊連載でこの深さの物語描けるのって何ですか…?(半ば恐怖)
戦闘の無い回こそ外園先生の物語づくりの緻密さや、演出力の高さを見ることが出来て、心の保養すぎる。
…いやもうジャンプの定期購読代なんて実質無料みたいなもんです。
これが拝めるならね。
ありがとう実質無料。
…今日は以上です。
最後まで読んでもらって、ありがとうございました。
バチママのおススメ品コーナー
全く案件などとは無縁のYoutuberバチママが、気まぐれ唐突に「普段使いのおススメ商品」を紹介します。
本日はこちらです。どどん。
我が家の冷凍庫のちいさな引き出しにはこの商品の別フレーバーが大量に入ってます。
これ何かと言いますと、いわゆる「超一口サイズのアイス」です。
紹介してる「カフェオレ味」はどんな味かと言えば
「パピコのチョココーヒー味」です。
皆さまも是非おためしくださいねー♪
続いてはバチママの他の活動のお知らせなど!
🎥メンバーシップ&バチママ公式LINEが始まりました
👑メンバーシップ👑
【バチママ本人のおしゃべり】でメンバー限定動画が始まっています♪
現在のところ…動画の内容は以下の通りです。
①「カグラバチ本誌の初見リアクション」を【毎週月曜日】配信
ジャンプを読みながらビックリしたり、疑問に思ったりしたことを思いのまま喋っている動画です。
メンバーシップについてはこちらの記事に概要をまとめていますので是非見て頂ければ🎵
Youtubeのバチママchメンバーシップへの入り口はこちらです。
良かったら皆様、メンバーになって遊びに来てくださいね♪
📱バチママ公式LINE
バチママ公式のLINEができました。
LINEからバチママの更新情報が直接皆様のスマホへ届けば。と思い、始めてみたいと思いました。
そんなにジャンジャン通知がなることは無いのでご安心ください。
主な配信情報としては現在のところ以下の通りです。
- YouTube動画の投稿のお知らせ
- ブログ更新のお知らせ
- その他バチママに関する新しい情報
ぜひお気軽にともだち登録していただければと思います。
よろしくお願いいたします。

▲こちらのボタンから登録できます。お気軽にどうぞ♪
▶バチママはカグラバチゆっくり感想Youtubeやってます
「バチママチャンネル」をまだご存じでない方へ。
良かったら「カグラバチ本誌ゆっくり感想Youtube」見てもらえたら幸いです。

▲チャンネル登録こちらからできますので、よろしくお願いします(*’▽’)
500人達成しまして、次の目標は1000人となります。もし応援してやってもええよって方は是非♪
▲チャンネルへはこちらのボタンから飛べます♪
12巻発売決定! 9月4日(金)発売!!!
みんな予約して買おう!