【小学生の吹奏楽】初めての楽器購入(クラリネット)!どれをどう買うべき???楽器以外に買うものは?実際に購入したママ目線で色々解説するよ♪【小学校の吹奏楽ママコラム】

クラリネット イメージ画像 こどもの吹奏楽

こんにちは。さがみはらで暮らすママブロガーのTAKOです。

今日のテーマはこちらです。

衣装かわいい♪

「こどもの吹奏楽」とりわけ今日は

「はじめての楽器購入」について取り上げてみたいと思います。

私の娘は現在小学校3年生なのですが、小学校の中に吹奏楽団があります。
娘が希望し、吹奏楽団に入団することになりました。

娘のパートはクラリネットに決まりました。

小学校の先生から「是非マイ楽器を購入してあげてください」

とのお知らせが・・・。

もちろんマイ楽器の方が愛着も出るし、購入すべきだろうというのは大賛成です。

でも、クラリネットを購入なんてしたことがない私たち親。

一体どう選べばいいの?
どれを買うべきなの?
お金どれくらいかかるの?
楽器以外に必要なモノってあるの?

どこをどう調べたらいいのかも分からない状況で色々手探りしながらも、最終的にはクラリネット購入にこぎつけました。

今回はそこまでに至る道のりで分かったことや、気を付ける点、楽器以外に購入したものにフォーカスして書いていきたいと思います。クラリネットではないパートの方でもなるべく役に立つ情報を入れていきますので、もしご興味ありましたら最後までご覧ください(*^-^*)

そもそも楽器は購入すべき?学校から借りるべき?

わが娘の小学校では、クラリネット・フルート・トランペットは購入するように言われますが、それ以外の楽器は学校のレンタルを使用でOKとなっています。

何しろ高額なのです。楽器って!

チューバなんてマウスピースだけでも5万とか・・・そんな世界なんです。

入団したての頃は学校のクラリネットを借りて演奏をしていたのですが、何しろ古い!古すぎる楽器のためまともに音が出ないのです。

学校から借りている楽器を使う場合は楽器自体に問題がないかどうかを楽器屋さんで良く調べてもらってから使うようにしましょう。

マイ楽器を持つことのメリット・デメリット(個人の見解)

メリット

・自分の楽器で愛着を持って、毎日練習をできる
・上手に演奏できるようになるまでが早い
・レンタルよりは壊さないか緊張しないで済む(親が)

デメリット

・親は大金を用意する必要がある
・どの楽器を購入するか、調べないといけない
・楽器を実際に見に行ったり、試奏したり時間を取られる

小学校のクラリネット講師の方曰く

小学生はどうしても楽器の扱いに慣れていないため『壊す』・『壊される』というリスクを考えなければいけません。それを踏まえていきなり何十万もの楽器を持たせることを親御さんが良しと思えるかどうかです

とのことでした。

親の覚悟みたいなものを試されている?
たしかにそうなのかもしれません。

購入前には、よお~~~く調べるべきです!

メリット・デメリットを考慮したうえで「よし!買うぞ!」と決めたなら。
まずどうするか?

そうなんです。とにかく最初はその購入する楽器の知識が必要です。

まず

●どの楽器メーカー(YAMAHAなど)にするか?
●そのメーカーの中でもどの型番のモデルにするか?
●楽器以外の付属品・何を買えばいいのか?

をまず考えなくてはいけません。

学校専属の楽器屋さんなどがいる場合は、まずはその楽器屋さんに聞くのもいいですが、いきなり専属の楽器屋さんに何も知らない状態で聞いてはダメだとTAKOは思います。

楽器屋さんの言うなりに楽器を購入することになってしまうことになるかも知れないからです。事前にその楽器に関する最低限の知識を必ずゲットして理論武装しておきましょう。

楽器屋さんは、楽器屋さんなりのしがらみがあったりして、このメーカーの楽器を買ってもらいたい・・・という雰囲気をにじませてくる場合があります。

自分にとって「必要な楽器」ではなく、楽器屋さんが「買ってほしい楽器」を購入することになってしまう可能性があるのです。

これは何を購入する場合でも同じですね。
事前知識がめちゃ大事。

忙しい方の情報収集はYoutubeがおすすめ!

調べると言ってもどうやって?と思うかもしれないですが、簡単です。

パソコン

Youtubeやブログなどで、たくさんの楽器専門家や、楽器屋さんが、「初心者用の楽器はどれか」などの解説をしてくれています。それをまずはざざざっーーーとでいいので見てみましょう。

自分の場合、娘がクラリネットになったので、色々な型番のクラリネットを紹介してくれている動画をざざざっとみて代表的なメーカーや、初心者向けのモデルはどういったものがあるのか、楽器以外に購入すべきものの情報をすべてYoutubeで得ることができました。

例えばこのような動画です。↓

「中学生がはじめて購入するクラリネット。2022最新版」(Marl TUBEさん)

こちらが一番参考になった動画で、楽器屋さんがやっているチャンネルです。

動画のいいところは実際に吹いている音も聞けたりすることです。

視聴は家で、スマホがあれば出来ますし、家事・育児・仕事で忙しくても聞き流しで情報を得られますのでおススメです。是非、まずは色々な情報を動画から集めてみましょう。

大体の事前知識を得ると、購入するべき楽器が自然と絞れてきます。
多分3種類くらいには絞れると思います。

その中から

〇予算的に買えそうなもの
〇こどもの実力に見合ったもの
〇こどもが演奏しやすそうなもの

を最終的に選んでいくことになります。

必ず購入前にお子さん本人に試奏をさせてあげましょう

楽器購入の際は試奏は必ずした方が良いです。

なぜかというと、同じ型番の楽器でも個体によって、音が出にくいとか、個人の相性が出てくるからです。

購入する予定の楽器をキチンと楽器屋さんに行って試奏してみる。あるいは楽器屋さんの中にその楽器を演奏できるスタッフさんがいれば演奏してみてもらうのもいいかもしれません。

我が家の場合は、小学校専属の楽器屋さんの在庫の中から候補となる楽器を何本か持ってきて頂いて、小学校で教えてくれているクラリネット講師の方に候補の楽器を全部吹いてもらいました。

その上で講師の方に音の出しやすい楽器を3本程まで絞り込んでもらいました。

娘が実際にそれらを吹いて、相性の良さそうな一本を最終的に選びました。

楽器屋さんで、無金利の楽器ローンがないか調べてみよう!

楽器はたいがい高価です。

金利アリのローンだと、定価よりだいぶ最終的な支払額は割高になります。支払手数料が付きますから。

一回で支払えるならもちろんその方が気持ちがいいのですが、私の家の場合はいきなり20数万円もの大金・・・庶民ですので、払うのには勇気がいりました。

しかし、楽器屋さんによっては「無金利楽器ローン」を設定してくれているところもあります。
無金利なら、1回で払うはずだった金額を分割してゆっくり支払うことができます。

もし、金利のあるローンにした場合と比べれば、最終的に支払う金額にものすごい差が付くでしょう。

無金利ローンがあるなら是非利用したいものです。

楽器屋さんに聞けば詳しく教えてくれますので、聞いてみましょう!

我が家の場合は無金利ローンのキャンペーン中だったこともあり、そちらを利用しました。↓(現在このキャンペーンは終了していますが、調べればどこかしらの楽器屋さんで無金利ローンはやっていると思われます)

「中古楽器」も検討してもOK!ただし・・・

中古楽器も検討するのはありです。

状態の良い中古というものも存在しており、中古なら通常の金額よりも安く購入することも可能だからです。

ネットで気軽に買うのではなく、きちんと実店舗を持っている楽器屋さんの中古楽器が望ましいです。なぜならやはり、専門スタッフが説明してくれるのと、実際にその楽器を試奏することができるからです。

例えばうちの近所でいうと「八王子の下倉楽器では状態の良い中古が揃っているよ」と先輩ママさんからの情報をもらいました。

中古楽器を検討する場合はより一層の情報収集を必要とします。

クラリネットの場合、海外メーカー(クランポンなど)の楽器は特に個体差が激しい楽器なので必ず試奏してから買ってください。と小学校の講師の方に言われました。

試奏してから購入する。ということを頭に入れた上で、楽器購入の予定を立てないと、「意外と購入までに時間がかかってしまった・・・」ということになりますので注意ですね。

結果・わが娘に購入したクラリネットはこちら

ほんとーーーーに色々なことを検討して最終的にこちらを購入しました。

クラリネット YCL650 HP ヤマハ YAMAHA
クラリネット YCL650 (YAMAHAホームページ)

初心者モデルのおススメ品の中では2番目の高さのもので、比較的お求めやすいモデルになっています♪価格は税込みで約20万円でした。

「最初に持つならこれ」「中学生くらいまではこれを使っている子もいる」「高校でもまだまだ続けそうなら元は取ったと思って1段階上の楽器を購入してあげても良いのではないか」ということでした。

参考になるので↑にamazonリンクを貼ってはおきますが、試奏必須なので上記で申し上げたように通販ではくれぐれも購入しない方がいいです!(笑)

楽器本体以外に購入しなければいけないものは?

楽器本体を購入しただけで終わらないのが楽器購入のドキドキするポイントです(笑)

クラリネットパートで揃えるべきもの

クラリネット本体の他に必要なものを紹介します。ちりも積もれば山となり、結構な出費とはなりますので「本当に必要」と思えるものから順に紹介していきます。

●楽器のお手入れセット

楽器を磨いたり、中を掃除するための専用の布など、手入れに必要なものがまとめて入っています。パートごとにお手入れセットは異なりますので、ご自身のパートのセットを購入しましょう。

こちらの商品はクラリネット専用のお手入れセットになります↑

●リード

クラリネットを吹くときに必須なのが「リード」です。
これがないと音出ませんので購入しなければなりません。

しかも10枚入りを買っても自分の吹きやすいリードは3枚くらいしかなかったり、割れたり欠けたりする消耗品なので、何度も購入することになると思います。

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バンドーレン(VANDOREN)
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●マウスピース

楽器本体を購入すればマウスピースはちゃんとついています。ので、購入しなくてもいいのかな??と思っていたんですが・・・

実はマウスピースは別で購入して付け替えることがクラリネット界では半ば常識みたいになっているみたいです(だったら最初からこれつけて売ってよー・・・とは思いますが)

こちらを我が家では購入しました。これも試奏して、色々試して吹きやすいものを選んだ方がいいです。

●リガチャー&キャップ

余裕があれば購入で良いかな?と判断し、今回は購入しませんでしたが、リガチャーも変えると音が出しやすいなどの良い面があるそうです。

こどもが将来的に長くクラリネットを続けていけそうなら、こちらも追加で購入してもよいかなぁと思っています。

マウスピースやリード・リガチャーなどをを守るためのキャップも必須ではないですが使っている人は多いです。

●マウスピースパッチ

クラリネットはマウスピースを前歯で噛んで演奏するので、カバーするために、歯の当たる部分にパッチを貼ることをすすめられます。必ず必要とは思いませんが、楽器の傷を気にする方は購入したほうがいいと思います。セロテープで代用している人を見たことはありますが緊急用ですねそれは。

●サムレストクッション 800円

クラリネットを演奏する際に親指をかける部分があるのですが、長時間演奏していると親指が痛くなってしまいます。その痛みが無いようにシリコンのカバーでガードしてあげます(これも、楽器自体に最初からその機能つけてくれればいいのに・・・・と思いましたが・・・)

小学生にとっては楽器はとても重いものですので、もし余裕があるなら購入してあげましょう。

●ストラップ

重さ軽減・簡易的な落下防止用として、ストラップをつけている生徒さんもいます。
(ただし、絶対に落下しないという保証をしているものではありません)
上でも申し上げた通り、クラリネットは見た目は小さな楽器なのですが、意外と重いので小学生の体の小さいお子さんなどの場合はストラップをつけてあげると良いかもしれません。

レビューでは「音色が良くなる」という意見が多いのですが、たぶん持ち方が安定するからなのでしょうね。

●リードケース

これは楽器屋さんからおススメされたのではなく、こどもから「周りのお友達がみんな持っている!買ってくれ!」というリクエストがあったものです。

集団で何かをやっているとどうしてもこういう事はありますね。「みんな持ってるんだから!ほしい!」と言われること(笑)

我が家の場合はお手頃でamazonでの評価もおおむね良かったので、こちらを購入しましたが、実に色々な種類があります。是非お子さんと一緒に気に入ったものを探してみてくださいね♪

全てのパートで揃えるべきもの

クラリネット以外のパートでも買うべきものを紹介します。参考にしてください。

チューナーメトロノーム・マイク

音程をとるとき・テンポをとるときに使います。吹奏楽をする方ならほぼ持っているのでは?と思ってしまうほどメジャーな商品です。

マイクを楽器に取り付けることで、自分の鳴らしている音がどの音なのかを判別してくれます。「微妙に低い」とか「微妙に高い」とかも教えてくれるので素晴らしいです。

メトロノームとしても超優秀です。
光や液晶の表示でも、音で聞いてもテンポが良く分かります。

ディズニーの色々なキャラクターのものが売っているので、お子さんの好きなモノを選んであげればいいと思います。

譜面台

譜面台も大変イロイロなメーカーの色々な種類があります。

家から持ち歩く場合は軽いアルミ製の譜面台がいいと思います。(上記商品リンク参照)

丈夫さ、倒れにくさ、などはスチール製の方が優れていますので、もし学校に譜面台を置いておいていい場合はスチール製の譜面台を購入することをおススメします。(上記商品リンク参照)

楽譜収納ファイル

楽譜のファイルは100均のファイルでももちろんことたりるのですが、こういった専用のものもあります。もし余裕があれば・・・という感じでしょうか。

JBCバンドスタディ

いわゆる教則本です。

こちらは学校から購入するように指定されました。

楽器の用語や演奏方法、基礎練習の譜面、運指標など基本的なことがまとまっており、購入して大変参考になった一冊でした。

こちらは学校から購入するように指定されましたが、学校によっては指定される本は違うのかもしれません。

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パート毎に本の内容が違うので購入の際は自分のパートのバンドスタディを購入するように注意してください。

おわりに

これで「こどもの吹奏楽・はじめての楽器購入」についてのご紹介を終わります。

お子さんの大事な初めての楽器購入
大金だなぁ~。検討する時間もかかって大変だなぁ~・・・と思いますよね。
私自身も色々とありましたが、こども自身がその楽器を手にしてワクワクしながら演奏の練習を毎日している姿を見ると、購入して良かったなあと思います。

きっとこのブログにたどり着いてくださった親御さんは悩みの最中だと思います。

楽器購入を一足先にやった親として、少しでもお役に立つ情報をお届けできたらと思いこの記事を書きました。

皆様が素敵な楽器に巡り合えますように!

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました。

TAKO


↑こんな素晴らしいセットも売っているんですねamazonすごい。
ってか・・・amazonで買う人いるの???(゚Д゚;) と思っちゃいますが。。。

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