この記事は【Youtubeカグラバチゆっくり感想ch.】のブログです。カグラバチ本誌ネタバレはございません。
こんにちは。
「バチママ~カグラバチゆっくり感想ch~」編集者でブログ管理人のバチママです。
本日はゆっくり動画の編集後記・裏話です。
よろしくお願いします。
動画本編はこちらから見れます♪
未視聴の方は是非♪
家事や満員電車でのBGMにでもご覧ください。
外薗先生のインタビューや解説記事をもとに「カグラバチ」の「キメゴマ」「構図」にフォーカスして魔理沙と霊夢に解説してもらいました。
今週は番外編。
急遽の休載を受け、今回は外薗健先生の「構図・決めゴマの魅せ方」を徹底解剖
先生が愛する洋画の演出・カメラワークをいかに漫画へ「翻訳」しているか???
また、単なる画力に留まらない
◎「ロジカルな戦略」・「逆算」から生まれる敵の設定
◎光と闇のコントラスト
◎あえて情報を削る「引き算」
…などなど、読者が一瞬で視覚的衝撃を受ける秘密をインタビューや対談記事から紐解く動画となっています。
📖動画の主なトピックス
超ざっくりと内容をまとめますと以下の通りです
① 映画を「漫画」に翻訳する
外薗先生の頭の中にある映画的な映像を漫画へ落とし込む工程や、見せたいシーンから能力設定を決める「逆算」の手法について。
② 「静」と「動」の緩急
激しいアクションの直後に「空」などの静止画を挟むことで、映画で音が消えるような演出(無音の表現)を再現する技術。:映画の音響効果を紙面で再現する編集技術。
③ 背景や小物を活用した対比
雷の光を際立たせるための暗闇の背景や、一刀両断の威力を示すための「折れた木」など、演出を支える舞台装置の計算。
④ 引き算の美学
描き込みすぎず、読者がフォーカスすべき情報を最小限に絞り込むことで、コントラストとメリハリを生む美学。情報を削ぎ落とし、読者の視線を一点に集中させる戦略
⑤ “決めゴマ”は“仕込み”で決まる
最高のかっこよさを届けるための感情の「溜め」や、ホワイトボードを用いた徹底的な情報の取捨選択。読者と歩調を合わせ、情報の整理をする。
具体例なども挙げてなるべく分かるよう解説しておりますので、に知りたい場合は是非本編動画を見てくださいね♪(*’▽’)
編集後記・まとめてみた感想
ずっと思っていたことではあるのですが…
やはり外薗先生は不思議なんです。
先生のインタビューで分かるのは
とてもロジカルにマンガ作りを考え、他の作品をむちゃくちゃ研究しているということ。
…そしてその一方で、なんだかとても「感覚的」で「野性的」なものも、すごく感じるのです。
「これがカッコいい」と思ったものは省かないで描き切る。
その野性のカン?と言ったらいいのか。
堀越先生は「原初のかっこよさ」というような表現をされていました。
ストーリーとしては余分だったりはみ出してしまっているとしても。
このロジカルな部分と感覚的な部分は共存可能なのか。と驚いたのです。
その相反する要素が組み合わさってるからこそカグラバチには「唯一無二性」があり、こんなにも沢山の読者を夢中にさせているのだなぁ。
と…
良い意味で「何かひっかかる」のです。
「カッコいい、でもこれって何だろう…どういう気持ちなのだろう」
って、いつまでも物語やシーンについて考えたくなってしまいます。
今まではなんとなく「雰囲気」としてそういったコトを感じてはいたものの、
このインタビュー記事などを通して
その「雰囲気」を「輪郭」としてほんの少しクッキリ見えてきたような気がしました。
そして今回。
もう一つ驚いたのは外薗先生の頭の中のイメージです。
カメラ位置を変えて同じシーンを描いている”一話”
今回の引用した資料には記載は特にないのですが
外薗先生が「映像的・立体的」にマンガの中で起こっていることを捉えているんだなーと感じた部分が一話の中にあります。
それは…一話の「扉絵」なんです。
(良かったらコミックスなどでご参照下さい)
扉絵の「千鉱がモブヤクザをぶった切る見開き」が
一話の本編の中にも「アングル違い」で再び出てくるのです。
具体的な頁で言うとコミックス1巻の47ページ左下です。
ここのモブヤクザを千鉱が切っている小さいシーン。
良く見るとここが「扉絵」と同じシーンなんですよね。
本編のシーンは扉絵と違ってそんなに大きなコマではなく
あくまで襲撃の一場面となっており
もしかしたら気付かない方も多いかもしれないです。
これを見たときに
「外薗先生はカメラ位置を自在に変更して同じシーンを描けるんだな」と。
いわば3Dカメラみたいに一つのシーンを見ているんだと。
とても驚いた記憶があります。
ですから、外薗先生がインタビューや対談でよく言っている
「映像を切り取ってマンガにしている」
という物言いがいやにしっくり来たのです。
外薗先生がイメージするその物語の映像。
それのどの場面を切り取ってマンガに組み立てるか(=演出)
そしてどの位置にカメラを置くのか(=構図)
その「切り取り方」「組み合わせ方」で「誰も見たことが無いような画面づくり」に挑戦を続けているのだろうなぁと思った次第です。
その「新しい画面づくり・物語づくり」をリアルタイムで追いかけることが出来ることがバチママとしては大変ありがたく思っています。
引用した資料・ご紹介
今回参照した引用元につきまして詳しく知りたい方はこちらから内容をご確認ください。
≪参考資料一覧≫
※動画内で使用していない資料もありますが大変面白く、貴重なノウハウの数々です。是非全て読んでみてください。
2024年10月度 J新世界漫画賞 第91回_審査員外薗先生インタビュー記事
・第1回「決めゴマの見せ方」(2024年45号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no091/091_01/
・第2回「主人公の作り方」(2024年46号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no091/091_02/
・第3回「敵キャラの作り方」(2024年47号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no091/091_03/
・第4回「ストーリーの構成」(2024年48号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no091/091_04/
2026年2月度 J新世界漫画賞 第107回・審査員外薗先生インタビュー記事
・第1回「分かりやすいバトルシーンの描き方」(2026年10号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no107/107_01/
・第2回「魅力的なバトル展開の作り方」(2026年11号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no107/107_02/
・第3回「分かりやすいバトルシーンの描き方」(2026年12号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no107/107_03/
・第4回「分かりやすい情報の伝え方」(2026年13号)
https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/hokazono_jump_no107/107_04/
「SPECIAL#2 外薗先生×堀越先生スペシャル対談」
【Web】カグラバチ公式HP:https://comic.kagurabachi.jp/special/02/
【少年ジャンプ誌面】第1弾 2025年45号『カグラバチ』2周年表紙&巻頭カラー・第2弾 ジャンプGIGA2025AUTUM(10月30日売)
朝日新聞デジタル有料版
漠然とした夢より「復讐」を マンガ「カグラバチ」作者インタビュー(2024年5月2日付)
https://www.asahi.com/articles/ASS511PNLS51UCVL00KM.html
◎画像引用元:「カグラバチ」©外薗健/集英社
[※以下の点を注意し、文書の引用をしております※]
日本の著作権法第32条では、公正な慣行に合致し、かつ報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内であれば、著作権者の許諾なく著作物を引用して利用できる旨が定められています。
それを踏まえ具体的に以下の点を引用の条件としております。
①主従関係の明確化: 自分の文章(本文)が「主」であり、引用部分が「従」であること。引用部分が全体の大部分を占めるような使い方は認められません。
②引用の必然性: 引用する文章が必要不可欠であること。
③明瞭な区別: 自分の文章と引用部分がはっきりと区別できること。
④出所の明示: 著作権法第48条に基づき、引用元(著者名、サイト名、ページタイトル、URLなど)を適切に表示すること。
⑤改変の禁止: 引用部分の文章を勝手に書き換えたり、意味を変えたりしないこと。
⑥目的の正当性: 引用の目的が「紹介」「参照」「批評」など、正当な範囲内であること。
関連動画「外薗先生のマンガの作り方~キャラクター編」
今回の動画は「決めゴマ・構図編」だったのですが
「キャラクター編」の動画も少し前に作りました。
是非こちらも併せてご覧ください。
内容としては…
外薗先生の「マンガ作りへのこだわり」をご紹介します。
今回は「キャラクター編」です。
・主人公(チヒロ)
・敵キャラ(双城・京羅)
・サブキャラ(ハクリ・イヲリ)
それぞれのキャラはどうやって生み出されたのか。
どうやってそのキャラの魅力を引き出す工夫をしているのか。
そのあたりを今回と同じ資料をしっかり参考にして紐解いています。
(J新世界漫画賞審査員をされたときの全8回のマンガ作り解説・「堀越先生とのSP対談」を参考資料としています)
是非おやすみの日のお暇つぶしにどうぞ(*´ω`*)
バチママの今週のおススメ品🎵
カグラバチとはまったく関係ないバチママの私生活でお気に入りのモノやコトを紹介するコーナーです。
本日のおススメはファンタジー小説!!

本日のおススメは「竜の医師団」というアニメです。
タイトルに惹かれなんとなく読んだら最後…
これまたおったまげました。
「とんでもない作品を引き当ててしまった…」と。
読んでる間に何度もグワーーーってくるシーンがあって。(ネタバレしないように表現するのがむず過ぎる)
それが凄く好きです。
作者の方はなんと本当のお医者さんなんです!
ですから内容は竜専門の医師というファンタジーなんですが
お医者さんの知見をきちんと入れこんだなんともリアリティのある土台のしっかりした物語です。
本当におもしろいし、是非映像化してほしいので是非たくさんの人に見てほしい!と思います。
本日は以上です。
最後まで見て頂いてありがとうございました!!!
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