不登校・いじめなど【学校・家庭内】のなやみ・相談できるところをまとめました[神奈川県・相模原市][相談窓口ダイヤル・LINE・ヤングテレホン]

100番LINE保護者用コラム

「ともだちが学校をやすんだ」

娘(小学校3年生)がある日突然

「ともだちが学校に来なくなっちゃった」と言い出しました。

話を聞いてみるとその友達(Aちゃん)は最近学校に来たり、来なかったりを繰り返しているとのことでした。

それ以上は相手もあるので詳しくはここでは書きませんが
娘の話を聞いて私は少し心配になりました。

私が娘に
「Aちゃんが誰かからいじめられてるとかそういうことある?」

と聞いたところ

「それは全然ない」

ということでした。

ともかく、その件については娘に
「もしAちゃんが学校に来た時には普通にいつも通り、仲良く楽しく遊んだらいいよ」
「Aちゃんが学校休むとさみしいよって、伝えてみたらどうかな」
「休みの日に誘って一緒にどこかで遊んだりしたらいいかもね」
というようなことを言いました。

ただ、親のアドバイスとして、それが正解か良く分からないままでした。
その日は頭にそのことが引っ掛かりながら過ごしていました。

自分の子どもがもし「学校いかない」と言い出したら?

その件をきっかけに

「もし自分のこどもが学校に行きたくない」

と言い出した時のことも考えておいた方がいいな、と思いました。

今は自分の娘は小学生です。
人間関係で悩む時期ってもう来てるんですよね。

今現在は「学校に行きたくない」などとは言いません。
しかし、いつどんなことがきっかけでそういうことが起こるか、分からない。

相談できるところがなかったっけ?

小学校からもらった相談カード

戸棚の隅に放置してあったものを引っ張り出してきました。

娘は小学校から定期的にこういったカードをもらってきます。
いつもだったら右から左へポイっとしちゃうところだったのですが、今回のことがあったので、目に留まりました。

そして、今回調べて分かったことですが、本当に色々な相談場所があります。
県や市の相談窓口がこんなに色々あるのかと驚きました。

現状、子育てとか、不登校とか、いじめとか、そういったことでお悩みの方に少しでも届けばいいなぁと思い、このブログ内でもその情報をシェアしようと思いました。

今はインターネット社会ですし
やろうと思えば全世界の人とだってつながれる時代です。
きっとイロイロな方が手を差し伸べようとしてくれているはずなので
一人で悩んだりしないでほしいです。

「私の悩みなんて大した事じゃないかもしれない」
と思って相談できない内に大きな事件や事故が起こってしまうかも知れません。

そうなる前に色々な助けを求めてみてください。


※今回は相模原市・神奈川県の相談先をまとめましたが、全国でこういった若者向けの相談窓口はあります。是非お住いの自治体のHPなどで確認してみてください。

ヤングテレホン相談(相模原市)

ヤングテレホンオモテ

・ともだちについて
・学校生活について
・家族関係のうまくいかないこと
・いじめ
・不登校の悩みなど

お子さんでも、その親御さんでも相談できます。
匿名でもOKで相談を受け付けています。

相談時間

  • 月曜日から金曜日 午後3時30分から午後9時まで
  • 土曜日 午後1時から午後5時まで

※祝日、年末年始を除く
※最終受付は終了の15分前まで

対象

相模原市に在住、在勤、在学する19歳以下の人と、その保護者

ヤングテレホン相談の連絡先

(24時間受付、返信には数日かかります。)


相模原市のヤングテレホンページはこちら↓


※相談メールの返信に数日かかるって書いてあるのですが、正直私的には「返信遅いな・・!!(゚Д゚;)」と思います。もし切羽詰まった状況ならば電話が良いのではないかと思います。

相模原市児童相談所

子どもにかかわる相談
不登校などについてはもちろん、他にも

  • 事情があって家庭で育てることが難しい
  • 肢体不自由や心身の発達について
  • 非行、乱暴、万引き、家出、夜遊び
  • 里親になりたい

など子どもについて全般的に相談を受けています。

連絡先

電話:042-730-3500

相談時間

月曜日~金曜日(祝日、年末年始は除く)
午前8時30分~午後5時

子育て支援センター(相模原市)

子育てについての様々な相談を家庭相談員が受け付けてくれます。
相談内容に応じてより専門的な機関へ紹介してくれたりもします。

場所

  • 緑子育て支援センター 緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎3階
  • 中央子育て支援センター 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館1階
  • 南子育て支援センター 南区相模大野6-22-1 南保健福祉センター3階

相談日

月曜日から金曜日(祝日はお休みです)

時間

午前8時30分から午後5時

電話番号

  • 緑子育て支援センター 042-775-8815(相談専用)
  • 中央子育て支援センター 042-769-9221(相談専用)
  • 南子育て支援センター 042-701-7700(相談専用)

さがみみ(さがみはら子どもの権利相談室)

子どもの権利侵害についてを主に扱っていますが、レポートを読んだところ、かなりカジュアルな悩み事の相談にも乗ってくれているようです。
匿名の相談もOK。

相談日時

  • 月~金曜日 午後1時から午後8時まで
  • 土曜日 午前10時から午後5時まで

※祝日等及び青少年学習センターの休所日を除く

連絡先

  • 子ども専用相談 電話 0120-786-108(なやむ ときは)
  • 大人は・・・ 電話 042-786-1894

かながわ子ども・若者総合相談センター(神奈川県)

相模原市の相談窓口ではなく、こちらは神奈川県の相談窓口です。

ひきこもり
不登校
非行
など、どこに相談したらいいか分からないときはこちらに相談してみてください。

電話相談

【受付日時】
火曜日から日曜日 午前9時から12時、午後1時から4時
※月曜日、年末年始を除き、土曜日、日曜日、祝日も相談を受け付けています。

【電話番号】
045-242-8201 (相談専用)

LINE相談

【かながわ子ども・若者総合相談LINE】

【受付日時】
火曜日・木曜日・土曜日 14時から21時(祝休日、年末年始除く)

【友だち追加方法】

PC、スマートフォン、タブレットから以下の「友達追加ボタン」をタップして追加。

友達追加ボタン
↑こちらのボタンから


またはスマートフォン等で下のコードを読み取って友だち追加してください。

LINEコード画像

詳しくは「神奈川県ホームページ」をご覧ください↓

まとめ

本日は以上になります。
たくさんの相談する場所があると知っているだけで、心の準備になりますし、「知識」を持っていれば何か問題が起こったときに対処する引き出しが増えます。

一人で悩んでいるときって、考えがまとまらない凝り固まった状態になっていますが、意外と人に話しているだけで解決する方法がふっとわいたり、俯瞰で見れたり、いいことが沢山あると思います。

とにかく、自分だけで悩まない。
誰かに相談してみる。
それでダメなら他の誰かに。
相談できるところは沢山ある。誰かが手を差し伸べてくれている。

と分かったことが今回の収穫でした。

現在悩んでいることがある方の一助になったらいいなと思います。

「広い海へ出てみよう」

朝日新聞デジタルより https://www.asahi.com/edu/ijime/sakanakun.html

最後にさかなクンが書いた「いじめられている君へ【広い海へ出てみよう】」という朝日新聞デジタルの文章をご紹介して終わりたいと思います。

SNSでどなたかが紹介していたのを見て、「いいなぁこの文章」って思いました。
以下、引用全文です。

中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。

 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。(朝日新聞2006年12月2日掲載)

朝日新聞デジタル・記事より引用 https://www.asahi.com/articles/ASH8Z517SH8ZUEHF00D.html

さかなクンじゃないと書けない味があって、おさかなの世界と人間の世界をうまくリンクさせて、誰にでも伝わるくらい平易な文章を書きあげる。ものすごい技術の文章。

是非!広い海へ出てみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました♪

TAKO

ヤングテレホンウラ
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